Nata de Cristiano's

ポルトガルの玉子タルトってどんなもの?

カステラや金平糖、沖縄のドーナツや鶏卵素麺など、たくさんのお菓子がポルトガルから伝わってきました。玉子タルトも、そのうちの一つです。
発祥は首都リスボンにあるお菓子屋、ではなく、リスボンの中心街から西端のベレン地区にある、「ジェロニモス」という修道院がはじまりです。
昔々、ポルトガルのお菓子の多くは修道女のいる修道院で作られていたと言われています。北から南のいろいろな地域の修道院によって生み出されたお菓子には金平糖やカステラがあります。
そういえば近年ブームになった半熟カステラも、北部にある「オヴァール」という村のせっかちな一人の修道女から生み出されたものです。ちなみに、日本でよく見かける玉子タルトは中国のマカオから伝わったものです。
マカオで大人気の玉子タルトは、イギリス人のアンドリュー・ストウという人がマカオにある菓子店で「ポルトガル風エッグタルト」の名前で売り出して、アジア中でブレイクしたのが始まりです。これは「ポルトガル式玉子タルト」の発想を元に、英国式のビスケット生地にカスタードクリームを流し込んで、中温でじっくりと焼き上げたものです。
当店の玉子タルトは日本では新しい、ポルトガル式になります。ポルトガルの玉子タルトは、ほんの少し塩気があるサクサクのパイ生地に、玉子クリームの生地を流し込み、強火のオーブンで外はサックリ中はトロリと焼き上げる玉子パイです。

ポルトガル菓子店『ナタ・デ・クリスチアノ』の特徴。

ナタ・デ・クリスチアノの職人は、ポルトガル式玉子タルトを本場の味に近づけるため、Portoの名店「tavi」で修行してきました。本場のタルトは高温で焼きます。パイ皮がサクサクしていて、中のクリームがトロッとしています。当店ではこの特徴をできるだけ再現できるよう、高温焼成可能なオーブンを採用しました。国産の厳選された小麦粉で作る自家製のパイ生地とこだわりの鶏卵で作る玉子クリームで焼き上げます。塩気がほどよくあるので赤ワインやビール、微発泡の白ワインとの相性も抜群なお菓子です。

当店では、近隣にあるポルトガル料理店『クリスチアノ』で人気のチキンパイやポルトガル式の自家製パン、日替わりのお惣菜も販売しています。お菓子は、玉子タルトの他にも元祖ポルトガルのカステラ「パン・デ・ロー」やチーズケーキ「ケイジャーダ」ポルトガルのワインなど、少しづつですが新しい商品を開拓しています。 ご自宅でお子様のおやつに、お酒のお供に、朝食のパンに、お友達のちょっとしたお土産に、是非ご利用ください。

03-6804-9723

OPEN EVERYDAY
10:00 - 19:30

東京都 渋谷区 富ヶ谷 1-14-16
スタンフォードコート 103

ポルトガル料理&ワインバー|クリスチアノ Cristiano's ポルトガルの魚料理のお店 マル・デ・クリスチアノ

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